大脳皮質の素晴らしさ

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大脳皮質の機能



脳と運動の関係

大脳皮質の連合野 ←|→ その他の主な機能


◆ 大脳の各部が連携しあって目的の運動を果たしている





運動は脳の運動野や運動連合野を深く関係しているが、脳の他の部分とも無関係では無い。


例えば、目の前に綺麗なハンカチが落ちていて、それを拾うまでのメカニズムで説明。


@先ず目の前のハンカチを取りたいと思う(綺麗な女性が落としたから・・というのはこの際考えない)。


 

とにかく先ずハンカチを取ると言う動機付けが行われる。これは、前頭連合野が中心に行う。


Aハンカチに手を伸ばす為には、そこにハンカチが有る事を認識しなくてはならない。


 

これには、視覚野⇒側頭連合野⇒頭頂連合野を経由して情報が伝達される。
 側頭連合野ではハンカチである事を認識し、頭頂連合野でハンカチの方向や距離が確認される。


Bこれ等の情報を受けて運動連合野では手を動かすプログラムを作成する。


Cプログラムに基づく指令が運動野に出される


D運動野から脊髄を経由して筋肉に収縮指令が出され、筋肉が収縮する。


Eこの時、運動の運動の細かい補正として小脳や大脳基底部も働く


これら一連のプロセスは瞬時に行われる。
運動と言っても、大脳の各部が連携しあって目的の運動を果たしている。


脳と運動の関係


人間は視覚情報を優先させる


◆ 視覚は他の感覚より優位


視覚野は比較的に機能が解明されている部分で、人間の場合には視覚が他の感覚より優位に働いている。


人間やサルは進化の過程で、見る事への依存度を大きくして視覚の重要性を増した為、視覚野が他より発達している。


目から視覚野に入った情報は渾然一体としている。そこで視覚野は、色や形、奥行き、動きなどの要素に分解する。


この情報が側頭連合野、頭頂連合野、後頭連合野、運動連合野に連鎖的に伝達され、高度な仕事をしている。


視覚情報を優先させる例としてはテレビや映画が挙げられる。
テレビや映画では動く人の口元にはスピーカーは無いが、視覚を優先する為、口から声が出ている様に感じる。


また、この性質はマジックにも応用されている。


紙袋をゆらしてチリンチリンと音を出すと、鈴が入っている様に感じる。この時、舞台の袖で鈴を鳴らしたとしても見ている人は紙袋の中に鈴が入っていると感じる。


紙袋と言う視覚を優先している為に成立するマジック。


視覚情報を優先


意欲と脳


◆ 意欲や感情の働きは脳の前頭連合野


意欲や感情の働きは脳の前頭連合野が担っている。


1950年代にロボトミーと言う脳手術が行われていた時期がある。この手術は前頭連合野と脳の他の部分を繋いでいる神経線維を切断する方法。


この手術が行われた人は、凶暴な人、精神分裂の人、異常行動のある人、情緒不安定な人などである。


そして凶暴な人なら逆に大人しい人になるなど一定の効果が有った為、盛んに行われた。


その手術を受けた患者を観察すると、意欲と言うものが全く無くなってしまう事が解った。


周囲の出来事などに無関心になり、将来の事など眼中に無くなった、大人しいが積極的に何かをしようという意欲が完全に失われてしまった。


それ以降、この手術は行われなくなったが、これによって、前頭連合野が意欲と関係している事が解った。


また、前頭連合野は、怒ったり、笑ったりといった感情とも関係している事が、これもロボトミー患者の観察から解った。


自己顕示や喜怒哀楽の感情を全く示さないのだ。



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大脳の各部が連携

運動は脳の運動野や運動連合野を深く関係しているが、脳の他の部分とも無関係では無い。 視覚野は比較的に機能が解明されている部分で、人間の場合には視覚が他の感覚より優位に働いている。 人間やサルは進化の過程で、見る事への依存度を大きくして視覚の重要性を増した為、視覚野が他より発達している。 目から視覚野に入った情報は渾然一体としている。そこで視覚野は、色や形、奥行き、動きなどの要素に分解する。