視交叉の仕組み

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感覚と脳



視覚の電気信号が脳へ辿り着くまでのルート

視覚と脳 ←|→ 聴覚と脳




◆ 右視野は左脳で、左視野は右脳で見ている 


右目は左脳で、左目は右脳で見ていると思ってる人もいますが、間違い。


右目も左目も左右両方の脳で見ています。


右目も左目も、網膜が左右2系統になっていて左網膜は左脳、右網膜は右脳に繋がっています。


これにより、両目とも右視野は左脳で、左視野は右脳で見ていることになります。



◆ 左右の視覚情報は半分交叉して脳に伝わる 


視交叉とは、左右の目がどの様にして脳と繋がっているかと言う事になります。


「ものを見る」と言う現象は、物体に反射した光を目の網膜が捉えることから始まります。


網膜というスクリーンに投影された光はそこで電気信号へと変わります。


次に電気信号は網膜に繋がれた視神経を通り脳へと伝達されるのですが、その過程で半交叉という、他の感覚器官には無い特別の仕組みが存在しています。


人間の体の神経と脳は基本的に左側が右脳、右側が左脳と、左右が交叉して接続されています。


同様に眼の神経も交叉して繋がっているのですが、半分だけ交叉して繋がっています。


左右2つの眼球では、各眼球について網膜も左右2つの系統があり、各々が視神経を介して脳と繋がっています。


左側の網膜が左脳、右側の網膜が右脳と繋がっています。


「右目の左側網膜が左脳、右側の網膜が右脳」、「左目の左側網膜が左脳、右側の網膜が右脳」と半分だけ交叉している事になります。


つまり、両目の右視野が左脳、左視野が右脳に入って行く事を意味しています。


これは、下の図を見れば一目瞭然と理解できると思います。


視覚の半交叉は全ての動物に見られるわけでは無く、魚や爬虫類など体を挟んで両側に目がある動物は、他の感覚器官と同様に全交叉しています。


つまり視野では無く、右目の情報は全て左脳、左目の情報は全て右脳で処理される様になっています。


また、人間の場合の目は左右が離れているので、見た物の角度が若干ズレます。


このズレが立体を捉える働きに大きく関わっていると考えられています。


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