脳の本質は忘れる事

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脳の海馬が情報を受け止める

忘れて当然の脳 ←|→ 記憶をする過程


◆ 瞬時に覚え、繰り返し習得すること 


経験した出来事は、非常に素早く記憶を取り込む海馬が、その場で記憶します。


しかし、この海馬は、使われない情報はどんどん削除して、記憶をスリム化して行きます。


例えば、コンビニで会計をした時のレジ係の人を、その時はちゃんと覚えていて、直後に「この人がレジに居た?」と聞かれたら正しく答えられるのに、3〜4日経ってから聞かれると、覚えている可能性はかなり低くなっていると言うことです。


脳は、経験の中から、自分が必要としていない記憶を削って行きます。


必要として覚えていようと思う記憶以外は、基本的に切り捨てて節約するのが脳の本質です。忘れて当たり前なのが脳の本質です。


生物は元来、省エネ省スペースで効率良く出来ていますので、使わない記憶は忘れるのが当然の機能でしょう。


大脳皮質の意味記憶と、それらを繋いでエピソード記憶とする神経経路はしつこい程頑丈な記憶ですが、そこに記憶を定着させる為には、何回も記憶を反芻して刷り込んで行かなくてはなりません。


また、意味記憶は、神経経路による繋がりからエピソード記憶や連想を形作ります。


お経などの長文、意味が把握できていない文章の暗唱は踊りや歌と同じ様な体を動かす技の記憶として大脳基底核が担当します。


これらを使いわけて人間の記憶は成り立っています。