脳の神経細胞
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◆ プログラム死と言う仕組みが組み込まれている
脳を構成する神経細胞とグリア細胞のうち、主役は神経細胞でニューロンと呼ばれ、胎児期に急速に細胞分裂して増加する。
胎児期の9ヶ月目位で増殖が停止する。
この段階では神経細胞数は成人よりも多い。が、その後神経細胞の約半数が死滅する。
神経細胞同士は互いに情報を交換しているが、情報交換相手が見付からなかった細胞が死滅する。
これは「プログラム死」と呼ばれ、生まれるまでの間に、このプロセスは完了している。
◆ 神経細胞は増えない
残った半数の神経細胞は生涯これ以上増える事が無い。
これが体の細胞と大きく異なる点。
体の細胞は、傷が出来ても自然治癒力によって細胞が増殖して傷を塞ぐが、神経細胞は1度数が決まったらもうそれ以上に増えることが無い。
病気や事故などで、脳の神経細胞が壊れると、もう修復される事が無い為、その細胞が担っていた機能が低下する事もある。
神経細胞の寿命は90年と考えられているが、老化とともに徐々に減少して行く。
海馬の神経細胞は40歳を過ぎると、10年で5%減少して行くと言われる。
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◆ 大脳皮質の神経細胞数
プログラム死によって生残った半分の脳の神経細胞。一体幾つなのか?興味あるところです。
大脳皮質の神経細胞数
・人 | :140億個 |
・チンパンジー | :80億個 |
・ウサギ | :13億個 |
人間がダントツに多く、高い機能をはたしていると考えられる部分は特に多い。
小脳の神経細胞数は1,000億個もある。
大脳皮質や小脳にも勿論神経細胞があるので、脳全体で1000数百億個と推計されている。
・大きさ:直径5ミクロン〜100ミクロン
・どうやって数えた?
色素によって神経細胞を染色して数える。当然全部数える事は不可能なので、単位体積当たりの個数を数えて全体を推計する。
この方法によって1000数百億が弾き出された。
◆ 脳は情報が必要
脳の主役の神経細胞だが、各々役割りがある。1つの細胞は1つの役割りしか果たさない。
1つ1つは単機能なのだが、多くの細胞同士が連携し有って全体で色々な機能を果たしている。
脳は外界から情報が入って来ないと何もしない。
外界から目、鼻、耳、皮膚なのを通して色々な情報が絶えず入ってくる。
それを元に図形を認識したり、臭いを嗅いだり、体を動かしたり、怒ったり、笑ったりしている。
つまり、人間として自律維持して行く為の情報が絶えず入力されていて、脳はその情報をキチンと処理している。
その様な情報を受取り、伝達し、処理しているのが神経細胞。
繰り返しになるが、情報を受取る細胞は受取る事しかしないし、伝達する細胞は伝達しかしない。
これを瞬時に行い、全体として意味の有る事を行っている。
神経細胞が中心となって機能している脳は自然が作った最高の情報処理装置と言える。
◆ 情報伝達の仕組み
神経細胞の1つ1つの形は、球状、卵形、星形、紡錘、と多用だが、どんな形のもので有っても他の神経細胞と離れている。
では一体どうやって情報伝達をしているのだろうか?
答えは神経細胞の樹状突起と軸索にある。
樹状突起
木の枝の様になっていて太いもので5ミクロン、広がりでは数ミリ。
他の神経細胞からの情報を受取る役目を持っている。
軸索
1つの神経細胞に1本だけ有る。
長さは長いもので、数十センチ、太さは1ミクロン程度。
太い軸索は髄鞘(ずいしょう)と呼ばれるものに覆われていて、数ミリ毎に絞輪(こうりん)と言うクビレがある。
無脊椎動物は髄鞘を持っていない。
軸索は情報を他の神経細胞に伝達する事を行なっている。
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脳があれば心も有る-脳と心 脳の働きが停止すると心の働きもなくなってしまい、不安や喜び、悲しみの感情もなくなる。 だから心は脳に宿っていると言える。 では、脳を持っている動物には心は有るか?と言う疑問が出て来る。 動物の心についての研究もされているが、未だハッキリと仕組みが解っていない。 |
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大脳表面は大脳皮質 大脳の見た目の特長はシワ。シワは大脳の表面を覆っていて大脳皮質(だいのうひしつ)と呼ばれ、厚さは2〜3mm。 シワを伸ばして平らに広げると新聞紙1面(1,600平方センチメートル)と同じ広さ。 このシワはネズミにはほとんど無くてネコには少し、人間など霊長類になるとシワだらけ。 |
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大脳皮質の内側構造 大脳皮質の心棒の様な脳幹を取り囲む様にした大脳辺縁系と呼ばれる領域がある。 大脳皮質は大脳新皮質と呼ばれ人が知能を増す毎に増えてきた部分。 大脳の奥深い基底部に位置する辺りに大きな核が幾つか見られるのが基底核。 大脳辺縁系に囲まれて脊髄へと繋がっているの幹の様な組織が脳幹。 |
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神経細胞と普通の細胞との違い 脳を構成する神経細胞とグリア細胞のうち、主役は神経細胞でニューロンと呼ばれ、胎児期に急速に細胞分裂して増加する。 胎児期の9ヶ月目位で増殖が停止する。 この段階では神経細胞数は成人よりも多い。が、その後神経細胞の約半数が死滅する。 神経細胞同士は互いに情報を交換しているが、情報交換相手が見付からなかった細胞が死滅する。 |
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人は脳の1割しか使っていない?? 人の脳を本格的に研究しだした初期の頃、脳には神経細胞が1割で、残り9割はそれとは別の細胞である事が解りました。 別の細胞はグリア細胞と呼ばれ、何をしているのかが解りませんでした。 この内容が伝播して行く内に、「人は脳細胞の1割しか使っていない」に内容が変化してしまいました。 この細胞は情報伝達には直接関わらないが、電気を通さない絶縁体の働き、神経細胞に栄養を運搬、神経細胞周囲の掃除、など神経細胞をサポートしている。 |
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賛成と反対、賛成だけれど反対 シナプス間隙は、僅か20〜30ナノメートルしがないのですが、イオン反応による信号はこの間隙を飛び越える事が出来ません。 その為、電気信号の代わりにシナプス小胞から出された神経伝達物質が信号を送ります。 しかし、化学反応である、神経伝達物質と神経伝達物質レセプターの作用によって信号を受継ぐ以上、曖昧性が生じます。 |
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