脊髄は中枢神経のハイウェイ

脳の仕組み ⇒ 脳とは何か ⇒ 脊髄は中枢神経のハイウェイ


脳とは何か



脊髄は脊椎の中を通る神経幹

グリア細胞の働き ←|→ バリアである脳膜


◆ 首より下、脳からの神経のほぼすべてが通るのが脊髄 





脊髄は脊椎動物の持つ神経幹で、脊椎の脊椎腔の中を通り、全身に抹消神経の枝を伸ばしています。


人間の脊髄は31の髄節に分かれ、左右腹側から運動神経根、背中側から感覚神経根が出て、抹消神経へと繋がります。


31の内訳は、頚神経8対、胸神経12対、腰神経5対、仙骨神経5対、尾骨神経1対で、脊椎骨の間毎に出ています。


頚椎、胸椎、腰椎、仙椎、尾椎の数に対応しますが、徑神経だけは頚椎7に対して8対出ています。


これは、第一頚椎と頭骨の間、第七徑椎と第一胸椎の間からも徑神経が出ている為です。


脊椎は脊髄に比べて成長が速く、最終的に長くなり、成人では下方の脊髄節になるほど、対応する脊椎骨との位置のズレが生じます。


この為、成人の脊髄は凡そ第一腰椎と第二腰椎の間辺りで終ります。


脊髄から分かれた神経根は自分の対応する出口まで、脊椎の中を通る事になります。


脊髄には反射中枢があり、大脳皮質を介すること無く、危険を回避する為、即座に筋肉に指令を送ることが出来ます。


熱いものに触った時、咄嗟に手を引っ込めるのは脊髄反射です。


素早く危機から回避する為の生命活動の非難措置です。


また排尿中枢も脊髄に有り、膀胱の筋肉に指令をだして筋肉を緩めて尿を貯め、一杯になると排尿を促します。


周りにトイレが無い場合などでは、大脳が脊髄に指令を出して排尿を我慢させています。


脊髄は脊椎の中を通る神経幹